めんどくさい
ご案内のとおり、国から地方への税源移譲によって、所得税は少なくなりましたが、住民税は多くなりました。
そのため、今まで住宅ローンを持たれて、住宅借入金等特別控除を年末調整などで行っていた方が、所得税から従前規定で計算した控除額を引ききれないケースが発生することとなりました。
市民税・県民税の住宅借入金等特別税額控除申告書は、そういう方が毎年市町村に申告書を提出して引ききれなかった金額を住民税から控除するという制度です。
弊税理士事務所としては、これについても年末調整の一環として取り組んでおります。しかし、国外から受ける利子、収益の分配などなど従来の年末調整作業には無かった情報を個別に本人から聞かなくてはならず、煩雑な事務の流れになってしましました。
今年、適用初年度なので、要領を得ません。やってみて初めてめんどくさいということが分かりました。
納税者が、自ら手書きで申告書を書くのは、難しいでしょう。
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