2007/06/27 12:00:00
減価償却とは?
蒸し暑い日々が続きますね。お客様に会うたびに、みなさんには「今日は暑いね!」と声をかけていただいてます。たしかに・・・昼食を食べに外出しただけで、汗だくになってしまいます。この時期は汗対策が重要です。
さて、前回、減価償却の制度が変わるということについて書きましたが、そもそも、どうして減価償却しないといけないのでしょうか。
パソコンを例に挙げてお話しすると、例えば、20万円のパソコンを買ったとします。普通、パソコンを買って、1年で買い換えるとは考えづらいです。僕なんて、自分のパソコンは3年目ですが、まだまだ快適に動いてくれます。そんな便利なパソコンですが、事業で使うときには、全額を買ったときの費用としてしまうと、その買った時期に費用が多く出すぎだし、その後の使える期間は、使っているのに費用は出ていないことになってしまいます。それだとおかしいということで、使える期間の間に合理的に費用化していこうというのが減価償却です。
結論としては、お金を出すのは買ったときですが、それを費用にするのは使える期間にしようということです。
少し考え方を変えてみると、減価償却によって費用化している間には、現金の支出のない費用がでていることになります。費用が出て、それに対して収益も出るのですから、一年の間の損益がプラスであれば、支出のない費用分は、多く現金が会社内に残ることになります。減価償却をしている間に、次に買い換えるお金がたまるということです。
今日は減価償却についてのお話でした。
Y.Kより